レアメタルスクラップのリサイクル・回収|メタルドゥ

株式会社メタルドゥは、ニッケル、コバルト、チタンをはじめ各種レアメタルスクラップのリサイクル・回収と
非鉄金属地金やレアアース等の販売を専門業務としております。

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メタルドゥ 採用情報

2013/05/18

藤田前社長より経営継承時の社長退任のご挨拶

先ずは、先程開催されました第34期定時株主総会に於きまして、無事に代表取締役の退任が承認されました事をご報告させて頂きます。

さて、ご来賓の皆様方に於かれましては、本日はご多忙の処当社の経営継承のセレモニーに御臨席を賜り、心より御礼を申し上げます。私、藤田は本日を持ちまして代表取締役の職席を退任させて頂く事と成りました。恙無く任務が終えたとは申せませんが、今日こう云う形で経営継承に至れました事に僅かな案慮を覚えております。

振り返りますと私はこのレアメタルそしてリサイクルの世界に入りまして足掛け47年、会社を設立して35年と云う永い年月が流れました。一言では申せませんが、その間世界が激動の時で有ったと同様に、当業界も当社もそして私自身も、その身相応の激しくそして厳しい時代を越えて来たように思います。経営の途上で幾度か地獄の淵を覗いた事も有りました。また若気と短慮から慢心し、有頂天に成った事も一度や二度では有りませんが、何とか今日この日に繋ぐ事が出来ましたのも偏に株主の皆様、金融機関そして内外のお取引先の企業様、また関連事務所の諸先生方の暖かいご支援とご指導の賜物と心より厚く感謝し、御礼を申し上げる次第であります。

経緯は様々有りましたが結果、第三者継承と云う最も困難な継承方法を取りました事には様々なご意見やお気持ちも在ろうかと思っております。しかしながら一生懸命な社員達に取って、会社が人生の夢や思いを叶える真剣な舞台で有るのなら、なんとかチャンスを与え、チャレンジさせたいとの思いと決断からの選択でありました。今日、此処に及びましても全くの不安が無いかと申しますと幾らかの嘘には成ります。彼、彼等に取って経営という未知で未経験な世界がそう簡単に掌握出来無い事は重々承知致しておりますが、次の5年、10年を考えますと少しでも早く経営の現場に付かせ経験を積ます事が大切だと考えております。稚児同様だった私を今日まで導いて頂きました皆様方の暖かく深いご厚情を何卒今後のメタルドゥにも等しく賜わります様にお願い申し上げます。

社員の諸君にも一言話しておきたいと思います。今日は会社の大きな転換期の初日で有ります。現時点に於いてメタルドゥと云う舞台は確りしております。そして景気や社会の状況も然程悪く無く、また有り難くも我々の今後を注視する人々も相当に多いと感じています。幸運にも、今こそが遣り甲斐、活躍し甲斐が在るニューメタルドゥの事業シチュエーションであり、そしてスタートだと思います。然しながら何処の世界にも順風満帆な時が努力無しに永く続く事など有りません。当社は此れからも世の中や時代の風雨に曝され様々な障害に遭遇する時が度々有ると思います。しかし自信を以って下さい。我が社は現在平均年齢35歳と云う一般的には大変若く、エネルギッシュな会社で有ります。体力のある者、知力のある者、経験のある者、夫々にバランスも取れています。ノウハウも有り、実績もあります。その力を合わせて乗り越えられ無い事等何も有りません。そう信じ、どんな時でもどんな事にも俯く事無く果敢に挑戦して行って欲しいと思います。

此れからも私はしっかりとメタルドゥの後方支援をしていくつもりですが、皆さんには、事実実際、今、経営継承はされたのだとの認識と自覚を確りと持って貰いたいと思います。三年・五年先にメタルドゥにどんな花が咲くのか私は楽しみにしています。花は自分で咲くのか、咲かされるのかは知りませんが“人生は短き春にして人は花なり”と云います。悔いのない人生を、悔いのない仕事を頑張って貰いたいと思います。色々と紆余曲折が有った永い年月でしたが今日迄私を支えてくれました社員の皆様、またリーマン時に不本意にも会社を離れる事と成ってしまった元社員の皆様にも心からお礼を申しあげます。そして命を掛けて忠誠を尽くしてくれた今は亡き水島氏、米川氏にも心中よりお礼を申し上げます。皆さん本当に有り難うございました。そして今後共宣しくお願い申し上げます。

最後にこの場を借りまして個人的な事で申し訳有りませんが、結婚して41年いろいろな事に我慢しながらも此処まで付いて来てくれた女房にも感謝の気持ちを伝えて終わりたいと思います。“いろいろ有ったが本当に有り難う。”
簡単ではございますが退任のご挨拶とさせて頂きます。

以上