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レアメタル・非鉄金属にかかわる用語をご紹介しています。
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(参考文献 「実用 非鉄小事典」産業新聞社 編)
アーク | 厚板 | アノード |
アマルガム | アモルファス金属 | アルカリ金属 |
アルニコ磁石 | アルメル | アンバー |
イゲタロイ | 石綿 | 鋳物 |
インゴット | インコネル | 永久磁石 |
遠心鋳造鋳物 | 大阪商品取引所 | 王水 |
オンス |
- アーク
- 電極間に低電圧で大電流がガスを介して流れ、高温で強い光を発する現象。この高温を用いて溶接する方法がアーク溶接。
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- 厚板
- 厳密な規定はないがアルミニウムの場合、厚さ6mm以上の板を厚板、6mm未満を薄板、0.2mm以下を箔として分類している。船舶、航空機、化学容器などに用いられ、LNGタンク向けなどでは200mmの超厚板も用いられる。
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- アノード
- 陽極。電解精錬、あるいは電気メッキにおける陽極金属。たとえば銅精錬における粗銅の陽極板、ニッケルメッキにおける陽極ニッケルなど。
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- アマルガム
- 水銀と他金属との合金。ニッケル、コバルト、マンガン、白金、鉄以外の金属はほとんどがアマルガムになる。
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- アモルファス金属
- 結晶化していない金属。原子が数原子以上の広範囲にわたって規則的な配列をしていない金属。非晶質金属ともいう。
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- アルカリ金属
- リチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム、セシウム、フランシウムの総称。1価の元素で、いずれも軽くてやわらかい。他の元素と化合しやすく、常温で水を分解して水素を発生する性質がある。
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- アルニコ磁石
- 鉄、ニッケル、アルミニウム、コバルト、銅などを主成分とする永久磁石。
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- アルメル
- ニッケル94%、アルミニウム約3%とシリコン、マンガン、鉄を含む合金。クロメルとともに熱電対に用いられる。
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- アンバー
- ニッケルと鉄の合金。インバールともいう。ニッケルが36%、鉄が64%で、ほかに0.5%以下のマンガンと0.1%の炭素を含む。熱膨張率が非常に小さい合金で、精密測定器、時計の部品などに用いられる。
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- イゲタロイ
- 住友電気工業が開発した超硬合金。焼結炭化合物合金工具の一種で、W3Cを主成分とし、これにCo、Ni、Feなどで焼結したもの。
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- 石綿
- アスベスト。蛇紋石および角閃石から変質生成した繊維状の鉱物。各種石綿製品、スレート、高圧管などに用いる。種産国はカナダ、ジンバブエ、南アフリカで、国内は北海道で産出した。
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- 鋳物
- 溶融金属または合金を鋳型の中で凝固してつくり、仕上がりの形に近い製品の一般用語。
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- インゴット
- 塑性加工を行うために所定の形状・寸法に鋳造した金属鋳塊のこと。断面が長方形のインゴットはスラブ、円形のものはビレット。
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- インコネル
- ニッケルとクロムの合金。ニッケル73~78%、クロム13~16%、鉄6~7.5%を含む。耐熱・耐食性のすぐれた合金で、航空機の排気管などに用いられる。
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- 永久磁石
- 外部からの電気的エネルギーの供給なしで磁界を発生し、保磁力の大きいものをいう。工業材料として生産されているのは鋳造磁石(アルニコ磁石など)、フェライト磁石、希土類磁石で、希土類磁石の磁気特性が最も高い。
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- 遠心鋳造鋳物
- 鋳物の主軸と回転軸が一致している回転鋳型の中で、遠心力によってつくられる鋳物。
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- 大阪商品取引所
- 1997年、大阪繊維取引所と神戸ゴム取引所が合併して誕生。ゴム、綿糸、アルミニウムなどが上場されているが、2002年9月からニッケルの試験上場も開始された。
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- 王水
- 濃塩酸と濃硝酸を約3対1で混ぜた溶液。硝酸や塩酸で侵されない金、白金なども溶解する。
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- オンス
- 重量単位。28.3495g。1/16ポンド。
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