や行
レアメタル・非鉄金属にかかわる用語をご紹介しています。
ご覧になりたい頭文字を選択してください。
(参考文献 「実用 非鉄小事典」産業新聞社 編)
- 焼入れ
- 材料を加熱後、急速に冷却し、強さ・硬さを増す加工法。
- ページ上部へ
- 焼きなまし
- 加熱後、徐々に適当な温度まで冷却し、結晶組織を調整、加工性を高める加工法。
- ページ上部へ
- 焼き戻し
- 金属を焼入れ後再度加熱し冷却、粘り強さを増す加工法。
- ページ上部へ
- 山元故銅(山行き)
- 銅製錬工程向けに国内非鉄スクラップ市場で取引されている低品位の銅スクラップのこと。JISでは下銅に相当するが、実際に取引現場で統一された規格はなく、業者によって品位にも差がある。
- ページ上部へ
- 湯
- 溶湯。溶融金属のこと。鋳造作業で金属の溶けたもの。
- ページ上部へ
- 融点
- 物質の1気圧のもとにおける融解点をいう。主要な金属の融点は次のとおりで、水銀が最も低く、レニウムが最も高い。(℃)水銀-259.2、セシウム29、インジウム157、リチウム180、セレン217、錫231.9、ビスマス271、カドミウム320.9、鉛327.4、亜鉛419.5、テルル450、アンチモン630.5、マグネシウム650、アルミニウム660、ゲルマニウム960、銀960.8、金1063、銅1083、ウラン1132、マンガン1244、ベリリウム1280、シリコン1410、ニッケル1455、コバルト1493、パラジウム1550、バナジウム1717、白金1769.3、チタン1800、トリウム1840、ジルコニウム1852、ボロン2040、ニオブ2415、モリブデン2610、タンタル2977、タングステン3380、レニウム3440
- ページ上部へ
- 容射
- コーティング材料を過熱し溶融または軟化させ、微粒子状にして加速し、被覆対象物に衝突させて扁平に潰れた粒子を凝固・堆積させることで皮膜を形成するコーティング技術。
- ページ上部へ
- 溶媒
- 気体または固体を液体に溶かして溶液をつくる場合、その液体をいう。
- ページ上部へ
- 溶媒抽出
- 溶液を用いて有用成分を溶出分離すること。
- ページ上部へ
- 洋白
- 銅を亜鉛とニッケルの合金。組成は銅50~70%、亜鉛10~30%、ニッケル10~20%。ほかに少量のマンガンを含む。銀白色の美麗な合金で、変色しにくく、加工性および耐食性が良好なため、板、棒、線として洋食器、装飾品、計測器、電気通信機器、医療器械、建築金具など広範囲に用いられる。ニッケル・シルバー、ジャーマン・シルバー、洋銀などいろいろな呼び名がある。
- ページ上部へ
- 溶融
- 固体の物質が熱せられて液状になる変化。
- ページ上部へ
- 溶錬
- 溶錬によって得た金属はまだ不純物を含んでおり、これをさらに精製する(精錬)のが普通。銅についていえば、銅精鉱から粗銅をつくるまでが溶錬に入る。
- ページ上部へ